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柏木工の技術


 
自然の中でたくましく育ったしなやかな天然木…こうした天然木を扱うには優れた管理技術と設備が必要となり、また、経費やコストもかかるため日本では現在、ここ高山と北海道の数社でしか扱えないのが現状です。
木製家具にとって木材乾燥は大変重要な工程です。柏木工では木材の自然乾燥を自社で行っています。乾燥期間は板材の厚みによって半年から3年の期間を要します。長い自然乾燥の後、3~4週間の人工乾燥を行い初めて家具用材になります。柏木工は長い経験から乾燥の大切さを学び、これらの木材乾燥工程を自社で行っているのです。



 


その昔、京の都の造営に関わった時代から現在まで飛騨の人々には「我々には木を扱う優れた技術と伝承の技がある」という精神文化が受け継がれています。そんな匠の技のひとつである「曲木」ができるのも飛騨の家具メーカー、柏木工ならではの誇りです。曲げ木の技術はその材料となる天然木の最初の管理から始まります。徹底した厳しい管理、そして職人の長年の経験値が美しい曲線を作り出すのです。

こだわり抜いた上質の天然木を扱う柏木工だからこそできる仕上がりに、多くのお客様から好評をいただいています。さらにすべての家具はお客様から注文を頂いてから生産し、お客様ひとりひとりのご要望に丁寧にお応えしながら家具を作り上げています。

 


轆轤(ろくろ)旋盤加工

ウィンザーチェアに代表される椅子のスタイルが、柏木工の椅子の多くに見られます。木を丸棒に削り出す『ろくろ』旋盤加工によって、椅子の背や脚を作ります。「こけし」や「野球のバット」を作る要領と同じで、木材を回転させながら刃物で削り出します。複数の刃物を組み合わせることで、様々な飾りや曲線を部材に加工することができます。
轆轤(ろくろ)旋盤加工イメージ 轆轤(ろくろ)旋盤加工イメージ

 


座刳り(ざぐり)旋盤加工

座板をお尻の形に削ることで、板座にもかかわらずピッタリとおしりにフィットします。昭和30年代にウィンザーチェアをアメリカに輸出していた経験から、座板の座ぐり技術を習得。日本でも本格的な座ぐり機械を持つメーカーは、2、3社です。心地よい形状に座面を一気に削り出す座ぐり機の導入で、高額になりがちな座ぐり加工を工業製品のレベルに下げることに成功しています。
座刳り(ざぐり)旋盤加工イメージ 座刳り(ざぐり)旋盤加工イメージ

 


家具は一生のうちで、そう何回も買うものではありません。だから、家具選びは慎重にしなくてはなりません。色や大きさ、高さ、座り心地、全体の調和等、家具選びには多くのポイントがあります。

私たちの工場はより大きな満足をお届けするために、全てがお客様のご要望をお聞きしてから生産し、お届けする工場です。そのためにお届けまでに2~3週間のお時間をいただきます。出来上がってしまっている在庫品を買うのではなく、自分仕様でしつらえて注文する。
柏木工の生産システムが可能にした家具の買い方です。

 


柏木工には多数の技能士がいます。すぐれた人の技術力も柏木工を支える技術のひとつなのです。
 
作業名 1級 2級
家具手加工作業 14 19
家具機械加工作業 12 33
木工塗装作業 6 17
機械木工作業 1 6
木工機械整備作業 2 9
いす張り作業 1 4
木製建具手加工作業 1 3
合計 37 91

(2017年3月)

 


柏木工は1987年から、トヨタ生産方式に取り組んできました。そして、業界で初めて「一個流し・受注生産」という生産システムを構築することに成功しました。この生産システムにより、お客様のご要望(色・サイズ・張り布など)をお聞きした上で全ての製品を生産して短納期でお届けすることが可能になりました。